マッサージガンで肩コリを改善させる3つのポイント

一度やってみてほしいことがあります。
体のどこでも良いので思いっきりつねってみてください。
多分やらなくても痛いの分かりますよね。
その時の体の状態って考えたことありますか？
つねっている場所だけじゃなく、その痛み刺激で全身の緊張が上がっちゃいます。
マッサージガンを当てる時は強い刺激だと逆に肩コリの原因になる場合があるので注意してください。
痛気持ちいいくらいでOKです。それでも強さが不安な方は痛気持ちいい一歩手前くらいで覚えてください。

肩コリに対しては主に3つのポイントをほぐしてもらえると首周り、肩甲骨周りの血流が改善されて重だるさや頭痛などにも効果があります。
実際に自分が患者様に対して施術を行う際にも使用するポイントになるので、使ってもらえると嬉しいです。

肩コリに効くポイント3選

小胸筋
小胸筋は肩側の鎖骨下にある筋肉で、鎖骨の下を中央から肩側に向かって押していくと痛気持ちいいポイントが見つかると思います。だいたいの場合はそこが小胸筋のポイントですが、大胸筋が張っていると鎖骨下のどこを触っても痛気持ちいいかもしれません。
よくわからない方の為に画像を置いておくので参考にしてみてください。
黄色い矢印で示した場所がマッサージガンを当てる場所です。
そこに2~3分、一番弱い刺激で当ててみてください。
小胸筋は肩甲骨を前下方に引っ張る筋肉なので巻き肩や猫背の原因になってしまう筋肉です。
その筋肉をマッサージガンでほぐす事で猫背改善、巻き肩改善も狙えるのでぜひ試してみてください。
広背筋
広背筋は背中につくかなり広い筋肉です。骨盤から腕の骨までくっつくので広背筋が硬くなると様々なところに影響が出ることがなんとなく想像できると思います。想像できなくても問題ないです。笑
広背筋をほぐす場合は腕側のポイントにマッサージガンを当てると緩みやすいです。ここも2~3分、弱い刺激で当ててみてください。ただし、広背筋は大きい筋肉なので刺激が弱かったら強めにしてみても良いと思います。ただ、あくまで痛気持ちいいくらいっていうのは覚えておいてください。
広背筋が張ると肩甲骨が落ちます。肩甲骨の動きが悪くなると腕が上がりづらくなったり肩に痛みが出たりする場合もあります。五十肩の原因になってる場合もあったりするので広背筋はしっかり緩めるようにしましょう。
上腕三頭筋
最後に上腕三頭筋です。この筋肉は肩甲骨から肘にかけてついている筋肉です。
腕の筋肉が肩コリに関係しているの？という声も聞こえてきそうですが、関係大有りです！
あまり言ってる人がいないんですが、そもそも仕事で腕を使うって方多いですよね。デスクワークなどのパソコン作業とかも含めて、腕を使わない仕事ってほぼないと思います。
腕周りの筋肉の疲れが肩コリの原因になることも多いです。
特に上腕三頭筋が硬くなると腕は上がらないし肩甲骨は腕に引っ張られちゃうし、そのせいで胸周りの動きが悪くなって猫背になっちゃうし。
上腕三頭筋を緩めると姿勢の改善や腕周りの重だるさの解消などに効果的なので、ぜひ狙ってみてください！さっきの広背筋に当てる場所から少しズラすだけで上腕三頭筋はほぐせますよ。それと肘側から刺激を与えるのもかなり有効です！ただ痛みが強かったりする場合もあるので、その時は無理せず肩側だけで良いです。

お疲れ様でした。ここまでやっていただけると効果を実感する方もいらっしゃると思います。
また、もし効果を実感できない場合でも筋肉には確実に変化が起きています。その小さな変化を積み重ねることで将来的に肩コリから解放されることになるので、焦らずコツコツやっていきましょう。
間違っても効果を早く実感したいからといって強い刺激でゴリゴリと長い時間当て続けるのはやめておきましょう。
筋肉だけでなく骨やその他組織に刺激がいきすぎてしまって、逆に痛みが強くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
実際の患者様でもなんか物足りない気がすると言っていた方が最終的に肩コリを感じなくなった。いつの間にか悩んでいたことすら忘れてしまった。
そんな状態まで持って行けました。
だから大丈夫です。焦らずコツコツとマッサージガンを使ってみてください。

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これであなたも肩コリからおさらばだー！